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わたしの両親は揃って大の犬好きでした。 特に父は日本犬が好きで、審査会などにはあまり
興味を示しませんでしたが、良い犬を育てることにはとても熱心でした。 仔犬の時から大切に
育て立派な成犬に成長した姿を目を細めて眺め、年老いて去っていくのを変わらぬ愛情で見送
っていました。 そんな両親を見ながら育ったわたしにとっても犬といえば日本犬でした。 その
頃のわたしにはボクサーという選択肢はまるで考えていませんでした。

友人でもあるSweetAngel犬舎の小倉さんが、ある日、お腹の大きなファラーを連れて立ち寄ら
れました。 ファラーは地面に届きそうなほどの巨大なお腹をしていましたが、本来の俊敏な動き
弾むようなバネ、陽気な性格は失っていませんでした。

ボクサー特有の後肢で立ち上がり、前足を人の体に押し付けてくる挨拶、甘えて体をすりよせた
りしていましたが、ゴロリとあお向けに転がると大きなお腹を見せたのです。 わたしに触れと身
振りで促すのです。 さすがに小倉さんも初対面の人にしかも妊娠中に腹を見せる姿を見るのは、
初めてだと驚きを隠せないようでした。 その夜から出産まで、ファラーは毎晩のように運動の途
中で立ち寄ってくれました。

出産の連絡をいただいて、花束を持って伺いましたがご夫妻とも不在でした。 今考えると花はお
かしく、ファラーにとっては肉のほうが遥かにうれしかったでしょう。 ファラーは生まれたばかりの
仔犬達と留守番をしていましたが、仔犬達を抱き上げるのを、躊躇も見せず許してくれました。 

あとから聞いた話では、出産後の母犬は興奮しており、警戒心がとても強くなるそうです。 ファラ
は最大級の好意を示してくれたようです。そんなファラーと最初から続いている友好関係を、わたし
は密かに女の友情と呼んでいます。

仔犬達を何度も見に行くうちに、それぞれの子供達の性格の違いなどが見え始めました。一匹脳
天気でマイペースな真っ黒な顔をした仔犬がいました。 他の子達が右に行ってもその仔だけは
平気で左に行く。 みんながお乳を飲んでいても気にもならない様子。 おもわず抱き上げた仔犬
がアルスでした。

このグルッペのページでは、アルスとその親兄弟、仲間達をご紹介します。
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 Archy
アルヒー フォン デァ フリーゼンペルレ
1997.12.8 生 ドイツボクサー 牡
父犬: イプセン フォン デァ ゼンバッハー フルーア
母犬: エレナ ディ カヴァリエ デル モンフェラート


アルヒーはアンナ、アーニー、アイフル、アンディ、アイン、アルスラーン達
の父犬です。 岐阜県恵那市、ヤングハズバンド犬舎の所属犬です。 
ヤングハズバンドというのは有名な登山家、ヤングハズバンド卿にちなんで
つけた犬舎号だそうです。
アルヒーは種犬としても優秀で、アルス達の異母兄弟も多く生まれています。
映像でアルヒー君の迫力をお伝えすることができるでしょうか。如何ですか?
この優しい中にも迫力のある眼差し! ヤングハズバンド犬舎には、野良犬だ
ったミックスのシロ君がいます。シロ君と喧嘩が始まりそうになると、アルヒー
の方がお腹を見せて仰向けに転がって見せるそうです。 もちろん、彼が臆病
な訳ではありません。圧倒的な力の差が、相手に対する優しさというカタチに
なって発揮されるのです。
アルヒーによって、この地に根付いたイプセンの血統が、その枝葉を大きく広げ
ていくのを見るのは、とても楽しみです。
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 Farrar

ファラー オブ ヤングハズバンド
1996.7.25生 ドイツボクサー牝
父犬: ダーコ フォン オスタトーァ     
母犬: ピア フォン デァ フリーゼンペルレ



ファラーはアンナ、アーニードール、アイフル、アインシュタイン、アンディ、
アルスラーン達の母犬です。 岐阜のヤングハズバンド犬舎で生まれた、ダ
ーコとピアの娘です。今はSweet Angel犬舎で娘のアーニーと一緒に暮ら
しています。とても頭が良く、アーニーに色々なことを教え、悪戯をする時の
呼吸も抜群な母娘です。 仔犬達にも恵まれ、2回目の出産ではビューティと
ボンゴ、3回目の出産ではカール、クレア、クリス達が生まれ、元気に育って
います。近くに住むアルスラーンが訪ねていくと、大喜びします。 でも、アルス
と暮らすレアにはいつもチェックが厳しいのが、笑いを誘います。 アルスも父
親になり、娘のアイフルも母親になりました。 そしてアーニーも続きます。 お
ばあちゃんになっても、ファラーの、そのパワフルな躍動美と愛情の深さは変わ
らないことでしょう。
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 Anna

アンナ オブ スィートエンジェル
1999.7.3 生 ドイツボクサー 牝
父犬:アルヒー フォン デア フリーゼンペルレ

母犬:ファラー オブ スィートエンジェル


アンナはお姉ちゃん達からポッキーと愛称で呼ばれています。 福岡の松本さん
の家族になった時、一番のオチビさんだったアンナです。 たった一人で空港に
降り立った時、迎えに来て下さった松本さんの足に自分の体をこすり付けて喜び
を表現したそうです。


山口県の訓練所で頑張って選別訓練の資格を取りました。 種犬認定資格も取
得しています。 帰宅してからもトレーニングを続けています。
今では、すっかり大きくなって可愛がってもらったお姉ちゃん達の成長を見守る
番になっています。


2001年3月25日、北九州市でPDの西日本チャンピオン決定審査会が開催さ
れました。 あいにく当日は大雨で大変だったそうです。 雨にも負けずあかり
ちゃんの大声援を受けて、アンナはとても頑張ったそうです。 見ていて思わず
目頭が熱くなったとアンナのご主人様の陰の声です。

アンナちゃん西日本チャンピオン(未成犬牝組)おめでとう。

アイフル、アルス、それに続くアーニーと、同胎の兄弟姉妹達の繁殖が続いてい
ます。 アンナの仔犬達を是非見てみたいと期待しているのは、わたしだけでし
ょうか?

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 Arney


アーニードール オブ スィートエンジェル
1999.7.3 生 ドイツボクサー 牝
父犬:アルヒー フォン デア フリーゼンペルレ
母犬:ファラー オブ ヤングハズバンド


アーニードールはみんなからアーニーと愛称で呼ばれています。他の兄弟
や姉妹達はそれぞれ新しいお家に旅立って行きました。 アーニーだけは
Sweet Angel犬舎で母親のファラーと一緒に暮らしています。 もう大人に
なったのに、ファラーの後ばかりついて廻っています。 兄弟の中で一番の
甘えん坊かもしれません。 

ボクサーは子供好きの犬が多いのですがアーニーも子供が大好きです。コウキ
君が遊びに来てくれるのを楽しみにしています。 コウキ君が必ずおやつをわて
くれるのも、大好きな理由の一つみたいです。

そんなアーニーも2003年3月末には、お母さんになります。 どんな仔犬達が
誕生するのか楽しみです。
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 Andy

アンディ オブ スィートエンジェル
1999.7.3 生 ドイツボクサー 牡
父犬:アルヒー フォン デア フリーゼンペルレ
母犬:ファラー オブ スィートエンジェル

アンディ君はアルスと同胎の兄弟です。長い間訓練所で寄宿生活をしながら、
審査会で活躍していました。 今は平井さんのお家に戻いるアンディ君の写真
と近況を知らせる手紙が届きました。 アンディ君はとてもノンビリと暮らしてい
ると伺いました。外の犬舎に入りたがらないアンディ君のために、家を改築なさ
ったと聞きました。

平井さんはアンディ君の前に4頭のアメリカボクサーを飼育していました。 牝
ボクサーのアミちゃんとその仔犬達、アロー、アンドレ、そして白いボクサーバ
ースです。 
彼らを見送った後、暫くは犬の居ない生活をなさったそうです。 そしてもう1度
犬と暮らしたいと考えた時、ボクサー以外の犬と暮らすことは考えられなかった
とお話なさいます。


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 Haali


ハーリ オブ ヤングハズバンド
1999.10.28 生 ドイツボクサー 牡
父犬:アルヒー フォン デァ フリーゼンペルレ
母犬:ウラルカ フォン デァ フリーゼンペルレ


ハーリはアルス達と同じアルヒーの息子です。アルスとは有賀訓練所で一緒に
寄宿生活をしていました。2001年の日本審査会には、アルヒー、ハナちゃん、
アルスと一緒に会場入りしました。 訓練所以来、久しぶりにハーリに会って、
そのたくましい成長振りに眼を見張りました。
ハーリは特幼犬牡組という、ベビーの時から地方展でも全国展でも無敗です。
2001年、若犬牡組の日本チャンピオンです。

ハーリは父犬のアルヒーとYoung Husband犬舎で暮らしていますが、彼自身
がもうお父さんなのです。 ファラーとの間にボンゴという牡犬、ビューティという
牝犬が生まれています。 ビューティは関西ボクサークラブに所属しています。 
ボンゴは修善寺で伊豆山中を駆け回って随分逞しく成長しているそうです。

ハーリのこれからの成長と活躍が楽しみです。
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 Coup

クー フォン デァ グローセン トロイメン
2000.10.14 生 ドイツボクサー 牡
父犬:クサンティッポス フォン ハルツブッリク

母犬:カリマ フォン フィリップス ハイム




クーは2000年12月14日に和歌山県の新谷さんのお家に来たそうです。 
それまで新谷さん家の末娘の
はるちゃんは犬をとても怖がって、近寄ることも
出きなかったそうです。 クーを迎えに行った時もクーを怖がって、はるちゃん
の側にクーが少し近づいただけで泣き出してしまったそうです。 新谷さんは
どうなるかとても心配なさったそうです。 それが今では一番の親友ですって!

クーに会ったのは2001年4月21に江戸川で河川敷で開催された、日本審査
会の会場です。 はるちゃんも応援しに来ていました。
Coupというのはフランス語で、大博打、大勝負という意味があるそうです。

クー君に早く仲間を迎えてあげたいと考えていた新谷家ですが、この2003年
の春、アルスとレアの娘、アンリが新谷さんのお家に行きました。 クーは大喜び
でアンリを可愛がっているそうです。 あんまり大切にするので、アンリのかかあ
天下になりそうだと心配されています。
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 Rick


マドンナ オブ イースタン ゴールド ジェーピー
MADONNA of EASTERN GOLD JP
2000.5.18 生 アメリカボクサー 牝
父犬:BECK of SEASIDE VICTORY FCI
母犬:PRETTY CARROT JP CORYPHEE




リックちゃんとは江戸川の日本チャンピオン審査会会場で会いました。 
ビョウを打ったカッコイイ首輪をして、自分より数倍大きいデビ君やクー君、
カーリスちゃん達、会場で会ったドイツボクサー達全員にきっちり挨拶をして
互角の勝負をしていました。 とても元気で勇ましいので、最初は男の子か
と思いました。 でも本当は血統書名をマドンナという名前のとても可愛いお顔
の女の子なんです。リックちゃんは愛称です。 カッコイイですよね。

リックの性格は甘えん坊で悪戯好きです。 それが原因で大きなワンちゃん
に怒られることもしばしば・・手袋と洗濯バサミに異常な執着を持つ、ちょっと
困った癖もあります。 リックの魅力は体が小さく飼い易い。 顔が可愛いと
思っています。 死んだふりなんか抜群に上手いです。 車に乗るのが大好き
です。一応PUNK犬を目指しているので首輪は特注のビョウ首輪をしています。
                       −リックの兄貴よりー


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 Kaiser


アップライゼ フォン デァ ローゼン カマー
2001.2.13 生 ドイツボクサー牡
父犬:クセルクセス フォン デァ フリーゼンペルレ
母犬:オリヴィア フォン ミヤザキ タナカ
父は大のボクサー党であり、父の影響をうけて姉の私と弟が、カイザーを迎え
入れました。カイザーは一家の中心人物(?)です。週末は必ずと言っていいほ
どカイザーのための買い物、車で遊びにいきます。家族間の会話も当然カイザー
の話題が大半を占め、大きな声で叱っている時もありますが、笑い声は絶えなく
なりました。 家族以外の人はきっとツマラナイ会話を楽しんでいるように思うので
しょうが「今日はこんなことをして遊んだ」「少しお腹の調子がよくない」などという
ほんのささいなことでも話すのは私達にとって大切な伝達事項なのです。
カイザーにとっての主人は私の2番目の弟で,大学とアルバイトの合間に訓練を
しています。弟にとっては初めての訓練で手探りではありますが、出来ないなり
にも自分で工夫したり、ボクサークラブの先輩方に御指導戴きながら熱心に取り
組んでいます。カイザーは決して気性が荒い性格ではありませんが、気が強く負
けず嫌いな部分があり、主人である弟に服従させるのに半年かかりました。
カイザーを迎え入れた当初、その勇敢かつ大胆で知能の高さに大変驚いたもの
ですが、それ故に主人が徹底して根気よく、こちらも頭をフルに使い上位に立た
なくてはいけないということを痛感しました。 
そしてカイザーは、とても明るく精神的にも強いという一面を持っているおかげで、
初心者である私達の数々の失敗を、広い心で許してくれていることを有り難く思い
ます。


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 Oswald


オズワルド フォン ミヤザキ タナカ
1999.01.03 生 ドイツボクサー 牡
父犬:クサンチッポス フォン ハルツブリック
母犬:バーバラ フォン ウエストマウンテン



オズワルドはIPOの訓練試験を受ける予定ではげんでいます。
私は訓練が好きです。なぜかと言えば、訓練自体が面白いのと、訓練によって
ボクサーの魅力が増すからなんです。たいていのボクサーは、先祖から高い
訓練性能を受け継いでいるとわたしは考えています。皆さんにも、是非、お勧め
したいですね。オズワルドは、クサンチッポスの後継犬として、種牡としても期待
している犬です。 −Miyazaki Tanaka−

以上のようなメッセージと共に、オズワルド君の写真が届きました。
IPOは、Internationale Pruefungs Ordnung というドイツ語の略で、文字通り、
国際訓練規定という意味だそうです。

下の写真はフローレンス、オズワルドとおなじMiyazakiTanaka犬舎で暮らして
います。そして2頭の間に生まれたのが、クヴェンです。


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 Ewig


お会い出来ました事を感謝いたしております。同窓会は如何でしたか。 楽し
い一刻を過ごされ、お帰りの事と存じます。
バースの件でお手紙いただきまし
たので、母親のアミちゃんの写真と
出来ました子供達の写真を送りました。
五歳ぐらいまでは仲良しでしたが個性が出てからは喧嘩する様になりましたの
で、
離して育てました。バースは、ちなみに私は阪神タイガースのファンで、白
人のバースがいましたので
バースはボクサーの白人!?だと思ってバ
ースとつけました。
バースは表情豊かで辛抱強く優しい子でした。どうしてこん
なにいい子を白いだけで省くのでしょうかね。
アンドレ、アローと優しく賢い子に
恵まれ又もう一度ワンちゃんとの生活を考えた時私の年では
無理だと思ったの
ですが、やはりボクサーだと思いました。
あの子達との生活が忘れられなかっ
たのですね。
子供達の写真を飾っていますが、たくさんアルバムで見て懐かし
さもひとしおです。
こんな機会をいただいて有難い事だと、白い子が省かれる事
なく育てていただける様に!
またお会い出来る時たくさんお話したいと思います
気候もよろしい様でお散歩を楽しみ下さいませ。  早々。

アンディの平井さんからいただいたお手紙です。 平井さんは白いボクサーと暮
らして、彼がどんなに愛情深く可愛かったかをお話して下さいます。 そして管理
に気を配ってやれば、他のボクサー達と同じように、家族として暮らしていけるこ
とを。



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