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レアが育ったモンフェラートは、イタリアのミラノ郊外にある小さな町です。 そこでは30〜40頭のボクサーと一緒に
暮らしていました。 ソニアから届いたメールには「レアは生まれた時から外の世界を知りません。 レアが知っている
世界は、ケンネルとわたしと時々アイスクリームを買いに行くモンフェラートの町だけです。 どうかレアを愛してやって
下さい。 レアをどうかいつも貴方の身近に置いてやってください。」とありました。 小さなモンフェラートしか知らない
レアの生まれて初めての旅行が、日本への長い旅でした。 あのちいさな体でマルペンサ〜レナーテ〜成田までの長
時間をどんな思いで耐えてきたかと考えると、愛しくてたまりません。 ソニアからも到着を確かめるメールが何本も
続けて届きました。 見送ったソニアと、待ちわびるわたしの、レアを案じる気持ちはピタリと同じでした。



「わたしは自分の犬にとても誇りを持っています。 
レアは母犬チアラにとてもよく似ています。 チアラが受
けた栄誉を、やがてレアも受けてしかるべきだと思って
います。 チアラはケンネルのボスでした。 レアもボス
を目指しています。 性格はとても親切で素直で勇気が
あります。
レアと暮らす貴方の生活は、とても幸せで楽しいことで
しょう。」

ソニアからはレアが来るまでにも、レアが到着してからも
メールが途絶えたことがありません。

外に出ても必ずアルスの側から離れません。
悪戯を見つかって叱られると、アルスの側に逃げ込みま
す。